目の話3


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目の話-3 コンタクトレンズについて

コンタクトレンズには、硬いプラスチックでできたハードレンズと、水を含むと柔らかくなるソフトレンズの2種類に分けることができます。またソフトレンズには、1枚のレンズを1年半ほど使用していく「コンベンショナルタイプ」と、1枚のレンズを2週間使用(頻回交換)する「2ウイークタイプ」、1日で使い捨てる「ワンデータイプ」のいわゆるディスポーザブルレンズに分けることが出来ます。現在当院では、コンベンショナルタイプのソフトレンズはほとんど処方しておりません。その理由の一つとして、レンズの洗浄・消毒をきちんと行なっても汚れが蓄積され、眼に悪影響を及ぼすことがあるからです。また3か月毎の定期検査を受ける方も少なく、調子が悪くなってから来院するケースも多いようです。ソフトレンズによって眼にトラブルが起こると、改善するのに時間がかかる場合があります。  その点、ワンデータイプや2ウィークタイプのソフトレンズ使用者は、レンズがなくなる頃に必ず来院され、その都度視力の確認と眼に問題がないかを確認することができます。近年このような理由で使い捨てソフトレンズが主流を占めております。当院では、一人一人の眼の屈折状況によって、またスポーツをする方などライフスタイルにあったレンズをお奨めしております。

ハードレンズの良い点と悪い点
●良い点
視力矯正効果が高く、シャープに物が見える
紛失しなければ、1枚のレンズで2年から2年半使用可能
作成後1年以内の破損では破損レンズの一部があれば、無料で交換できる
眼にトラブルが発生してもすぐに自覚症状がでるため、来院も早く早期に改善する
●悪い点
風の強い日など、眼にゴミが入ると痛みが出る
激しいスポーツでは、ずれたりはずれたりすることがある
紛失すると費用がかかる
慣れるまで異物感がある
使い捨てソフトレンズの良い点と悪い点
●良い点
1日ないし2週間で捨てるため、汚れがつきにくい
装用感がよく、慣れやすい
乱視矯正用もあり、乱視の方にも装用可能
ずれにくく、スポーツにも適している
レンズを紛失・破損しても新しいレンズが残っていれば安心
1日タイプは旅行にも便利
●悪い点
調子が良いと長時間装用してしまう方が多く、眼に負担がかかる
使用日数をオーバーして装用すると、トラブルが発生することがある
1日タイプは常用すると費用がかさむ
ケア方法が簡単になった分、洗浄が不十分となり巨大乳頭結膜炎(アレルギー性 結膜炎の一種)になる場合がある

当院の検査手順について
1-他覚的屈折検査及び角膜曲率半径計測
オートレフ・ケラトメーターという器械を使用し、どの程度の近視・乱視・遠視の度数 があるかを調べます。また角膜(黒目)のカーブ測定します。
2-視力測定
在使用しているメガネでの視力を測定します。メガネが矯正不足であれば、まずメガネを作り直すように提案します。よく見えないメガネですと、コンタクトレンズに依存し長時間装用してしまう危険があるためです。
3-眼圧測定
眼圧(眼の中の圧力)が高くなる、緑内障という病気がないか調べます。
4-細隙灯顕微鏡による前眼部検査、眼底検査
角膜(黒目)・球結膜(白目)・瞼結膜(まぶたの裏)にアレルギー所見などが ないか調べます。また必要に応じて眼底検査やドライアイなど涙液量が適正かどうかも調べます。涙の量が少ないと、コンタクトレンズを快適に使用出来ないばかりか、眼が充血し表面に傷がつくこともあります。以上のように一通り眼の検査をしてから、テスト・コンタクトレンズを装着します。以前、一連の検査の中で、緑内障が発見された方もいらっしゃいましたので、眼科の検査は必須と思われます。
5-テスト・コンタクトレンズの装着
どのタイプのレンズにするかご本人(ご家族)とご相談の上、レンズの種類を決めてからテストレンズを装着します。一番重要なポイントである「眼のカーブ」に合っているか、フィッティングを確認します。特にハードレンズでは、酸素透過量よりもフィッティングの確認が最重要です。0.05mmの曲率半径の違いを見極めてベストフィットのレンズを選択します。また角膜の直径から、レンズのサイズ(直径)も0.2mm単位で決定します。最後に度数を決めて処方となります。
6-着脱指導
テストレンズを使って着脱方法・ケア方法・注意事項を説明します。2週間タイプの場合、初心者の方は無料のテストレンズを1週間テスト装用していただき、自己管理ができ特に問題なければ購入していただきます。コンタクトレンズの価格につきましてはリンクのバリューアップを御覧ください。
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担当 石田 隆一バリューアップ